電脳塵芥

四方山雑記

高須克弥氏のツイートから振り返る偽造署名関与への疑念

 ソースは大体高須克弥氏自身。

 不正署名についてのまとめは「愛知県知事リコール不正署名まとめ」が詳しいのでそちらをご参照ください。この記事では高須克弥氏のツイッターを見てて「偽造署名を本当に知らなかった奇跡的だな~」、って思ったのでそれをまとめたものです。


リコール署名開始から9月末でのツイート

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8月25日からリコール署名が開始。

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ちなみにこの時期に以前行われた名古屋市議会リコール署名の無効投票の多さに対して、「無効にならないよう、注意深く署名をお願いいたします」とツイート。

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さらに「署名作法は凄く厳密です。手続きをミスると無効にされます。」とあり、この時期から少なくとも高須氏自身は無効署名に対しての意識が高いことがうかがえます。

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おまけに「切手代金に700万円かかる予定」と言っており、このことから高須氏自身はリコールの会のお金の動きに関してはある程度把握しています。ちなみに佐賀県での偽造署名には総額1500万円ほどだが、470万円しか支払われず

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そして高須克弥氏はとても不正に対してのチェックを厳しくしており、ハッキングによる名簿書き換えの可能性を再チェックするくらいに用心。これが本当にしたかどうかまでは不明だけれど少なくとも姿勢としては不正チェックに余念がない。おそらく30万超えの偽造署名には気づかなかったけど。

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なお署名数のツイートは少なく、まともな署名のお願いツイートが多いです。署名が集まっているといっても下記程度のツイート。

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高須氏が言うには署名は9月下旬には「数万人分」愛知選管の資料によれば最終的な有効署名は「73,147」。偽造署名ではない無効署名もあるでしょうから実際の署名数は10万近くはあると考えることにしたとしても、この時点での署名は5万以下と考えてそうは遠くはないでしょう。つまり9月下旬時点では必要署名数の1割以下しか集まっていないと考えられ、高須氏自身が相当に楽天家でもない限り、9月末時点で到底署名数が規定数に達しないことは高須氏自身は理解していたはずです

10月のツイート

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10月になっても妨害工作には気を付けている高須氏。

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10月5日に「リコール署名者100万人も過半数達成しそうだ。勝利は目前です。」とツイート。100万人の過半なら50万、リコール達成86万6000筆ならば43万人分を達成しそうだといっており、だがしかし9月下旬で数万人の署名にもかかわらず10日間程度で数十万の署名が集まることはあり得ないし、実際にそれはあり得なかった。なお、この時期からラストスパートとばかりに署名数が集まってる系ツイートが散見される。

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などなど。高須氏のツイートだけを見ていると怒涛の勢いで署名が集まっているように見受けられる。リコールの戦術として署名数アピールで流れを作るという可能性はなくもないけれど、しかし現実では集まっていなかったのは明白な時期にも拘わらず。それとこのツイート群の中で「1人で300筆以上集めた方が何人もいます」とありますが、東海テレビの報道によれば不正署名を告発した水野氏曰く「300余りの署名が、たった2人の手によって書かれた可能性」と言っており偶然かもしれませんが数字に奇妙な同一性が見受けられます。そして10月20日に高須氏は以下のようなツイートをする。

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2020年10月20日次々と署名用紙の追加要請がきている。」。10月20日と言えば佐賀における署名偽造アルバイトが始まった時期です。

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※画像は読売新聞「【独自】署名期限後も日付偽り、バイトに名前書き写し指示…愛知リコール不正疑惑」のインターネットアーカイブより。

少なくとも佐賀において20万以上の署名が偽造されたでしょうから次々と署名用紙の追加要請が来ているのは当たり前である。さらに発注時期を考えれば遅くとも10月の上旬と考えるのが妥当、その時期から高須氏の謎の署名数アピールが始まるのは邪推もしてしまうというもの。そしてツイッターで出回っている例のツイート。

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この時期には大量の署名が佐賀にあった時期。それを念頭に置くと味わい深い。で、さらに。

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公開集計の延期について高須氏はリコール妨害工作の人たちによって署名簿が襲われる可能性が大きいからと言っていますが、しかし答えとしては署名が佐賀にあるから、と考えた方が自然です。


■3月4日追記

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偽造署名が佐賀で始まった10月20日になぜか急に「僕は30万筆欲しい。」というツイートをしてました。引用先は岡崎市長選で河村市長が応援した候補が当選、その得票数が約10万票だったという内容で、それに対する反応としてもよくわからない反応なので時期が時期だけに邪推もしてしまう内容。なお、これ以前にそのような話はしていないので謎ツイートですね。

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それとこのツイートに「山田さん」とありますが、これは常滑市議の山田豪氏でしょう。引用元では山田氏が事務所を放置して帰っても来ないとありますが、高須氏は凄く頑張っているとして高く評価しています。なおこの山田氏は県警の事情聴取をしている人物であり、報道では「佐賀市へ行ったかどうかも答えられない。」と言っています。これも邪推したくなるツイートかなと。


11月のツイート

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11月4日から莫大な偽造署名を含む莫大な数の署名を徹夜で集計開始。

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脇道だけどこの時点で勝利できないことは確定なのになぜか勝利宣言を出したいという謎。署名数が多いというほのめかしをしてるのは、その後の43万イキリへの伏線ともいえるかも。

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署名の不備を持ち帰ったチームはしかりつけるのに、偽造署名は気づかない謎。

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そして11月5日は高須氏自身が「何万人もの署名者のお名前に触れることができました。」とツイートしているが、無効署名が8割越えという数を考えた場合、何万人もの無効署名を気づかないとは考えられず、また高須氏以外の事務局が気づかないのも普通に考えたらあり得ない。高須氏がいくら豪運の持ち主でも正式な署名しか見なかったという可能性は限りなく低い。

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偽造署名をおそらく目にしたにもかかわらず、その次の日には「リコール目標数の半数を達成し終了」という。細かいことだけど10月初旬に過半数達成しそうだと言っておきながら、署名終了時期の署名数が偽造含みでほぼ過半数というのは10月初旬からの署名の伸びが少なかったのかな。10月初旬のツイートが「最終的」に過半数達成という意味ならばともかく。そして43万という数字が出てからの署名数イキリが開始。

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そして不正署名話が表立って出てくると。

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高須氏は署名活動を断念する。これについてはおおもとの活動が終わったからと好意的解釈も可能だが、とはいえタイミングが良すぎるともいえる。なお不正発覚の流れについては冒頭の住吉住吉氏のnote記事をご参照ください。なお当然ですが高須氏は当初不正を否定しています。以下のように。

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11月5日には何万人もの署名者の名前に触れたのに11月9日には数千名へと1桁落ちてしまう。この万と千の桁の行き来はその後のツイートでも行ったり来たりなので置いといたとしても当初は不正疑惑をデマと断言している。


■3月4日追記
リコール中断(本人曰く「転進」)を決断するに至るまでのツイートを追加しておきます。

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この時期に高須氏の容体が悪化したのはツイートを見ると事実ですが、残り5都市で80万以上の余力がある状態と認識しながらリコールを諦めるのはちょっとおかしい。高須氏がこの運動の広告塔、シンボルであることは疑いようもないが他の人に任せることは可能であり、本人が前線に出なくてもいい状態にも関わらずのこの判断は解せないという感覚はぬぐえない。そして11月5日の時点で以下の様なやりとりのツイートをしている。

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悪質な無効署名の話の中で「有効得票数に達したときに問題になる話しです。」と書いています。言外に有効得票数に達したくないと取れなくもない発言です。有効得票数達成を目指すならば無効署名にも気を付けなければならず、少なくとも「誰が見ても審査通らないものでかつ作為的なもの」の除外はむしろ歓迎すべき行動でしょうし。ここらは結局状況証拠の積み重ねに過ぎず決定的なものはありませんが、にしても高須氏の署名総数が出た後の行動や発言は本当にリコール達成必要数を集めたいのか疑問に思わざるを得ない感じ。


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そして署名が帰ってきたら「公開消却します」。もし不正署名をデマとするならばこの時点で署名を精査して不正をデマだとするのが責任者としての仕事だと思うし、個人情報を守りながらの精査も可能でしょう。

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あとツイートでは「自分の推薦した請求代表者の報告は逐次承知して戦術を練りました」とありますが、事務局から偽造署名やったという報告は聞かなかったんですかね。会長なのに報告を受けなかったんですかね。会長が発言した過半数達成のための偽造署名かもしれないのに。

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また不自然な行動としては高須氏が降りた後に署名活動をしている人間を敵への内通者として執拗なまでの攻撃。

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不正署名告発のきっかけとなった水野氏に対して明らかに敵意をにじませたツイートをし始め、窃盗事件としての告発までしています。不正の告発に対して責任者としてする行為が調査ではなく圧力なのはおかしい。

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そして頑ななほどの43万の署名の吟味への否定。ここでは得票数がリコールに達するまで精査が行われないことを認識しています。自身に対する疑いに対して検証ではなく消却を選ぶのは自身の潔白を証明するならば論理的にはあり得ない。ちなみに数が多くなるので貼りませんが不正署名扱いに対して高須氏はかなり怒り心頭なツイートをかなり多くしています。返す返すも潔白を証明する方法はあるだろうに、それでも署名精査はしようと思わない不思議。

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そして高須氏は不正署名話が出た後も43万人という数字に固執しています。しかし本当に43万という数字を誇るならば不正疑惑のある43万よりも精査して不正疑惑の晴れた43万を誇る方が当然ながら効果的です。にも拘らずなぜ不正をデマ扱いするのみなのか。謎ですね。

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それと「見え見えの無効署名を作り署名簿に混入」とありますが、偽造署名が発覚し、その量も大量であることが判明している今となっては量的に「偽造署名の中に正式な署名簿を混入」レベルなんですよね。今や事務局が発注したのはわかっていますが、この時点で高須氏がその大量の偽造署名の存在を知らないのはちょっと考えにくい。

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あとこの「署名簿は触らせるな」と「署名簿はあるがままに手付かずで選挙管理委員会に届けよ」という話を何度か高須氏はツイートしていますが、これについても偽造署名発覚の可能性を限りなく低くしているため方策と考えてもおかしくはありません。

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しかし度々43万人アピールしてる。ほとんど偽造なのに。

12月以降のツイート

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これはおそらく当時の検査時の写真なのでしょうが、この人数で気付かないのはおかしい。事務局が発注してるのだから気付かないのではなく偽造を知っててやってると考えた方が良いのでしょうが。正式署名分のみのチェック現場の可能性も微レ存ではありますが。

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そして何故か不正の検証報道におむずかりな高須氏。まるで不正が明らかになるのが困るかのような対応を見せる。

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12月になっても43万という数字に固執

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この写真から高須氏自身が相当な量の署名を見ていることは確か。さすがに写真から偽造署名なのかは判断できませんが、割合からすると混じっておかしくない。そして1月に入り、

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ここでも不正疑惑におむずかり。

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1月29日は選管によって無効署名の割合が発表され、その割合が8割超と出ます。その調査に対して費用5000万円を引き合いに出して批判しているが、しかし今明るみとなってみればリコールという民主主義としての重要な機能を資金を出して偽造署名を作った運営団体の会長が言うのはちゃんちゃらおかしい話。誰のせいで5000万円の税金を使う羽目になったのかと言えば、偽造署名をしたリコールの会のせいなのは明白。

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10月26日の署名ですが、上記に挙げた読売新聞の記事によれば「佐賀市で昨年10月24、25、27、28日、愛知県民の住所や氏名などが書かれたリストから、署名簿に書き写す作業に参加した。」とあり、その時期に行われた署名の可能性が何気にしもあらず。

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そして2月12日。偽造署名があったこと自体は認めて告発という流れになります。2月10日にその決心自体はにおわせているのでこの時期に不正の否定よりも、被害者という立ち位置に変わりました。この心変わりの理由はよくわかりませんが、不正署名報道についての報道量の増加、そして2月16日に佐賀県での偽造署名アルバイトが報じられたという僅差のタイミングだったので空気を察したのか、何らかの情報を得たのかもしれません。

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しかしさんざんっぱら不正を否定していたにもかかわらず、変わり身したとたんに何もかも明るみに出せというのは、何でそれをもっと前に言わなかったのか。記事も長くなりすぎたのでこれ以降のツイートについてはさすがに控えますが……、さて最後に。

まとめ

 高須克弥氏のツイート、特に不正疑惑が出るくらいまでの話に絞りますが高須氏の言動で特徴的なものに以下のようなものがあります。

①署名が無効にならない様に注意を呼び掛ける
②ハッキング云々と不正に対してのチェックは厳しい姿勢を見せる
③「切手代金700万円」という事務局における金額の流れを把握してる
④9月下旬には「数万人分」の署名という認識
⑤10月上旬になるとリコール署名過半数達成しそうだと認識
⑥10月上旬から署名好調アピールを何度もする
 ※ただし現実にはこの時点では数万レベルの署名
⑦佐賀での偽造署名アルバイト開始時期に署名用紙の追加要請がきていると発言
⑧大量の署名が佐賀にあると思われる時点で何故か署名簿を思いも寄らないところに保管していると取れる発言
⑨莫大な偽造署名が混じった署名を集計。誰も不正を口にしない
⑩高須氏自身が署名簿を何万人分とチェック
⑪請求代表者から報告を受け戦術を練っていたと発言、作戦会議的なものの存在が確認できる
⑫無効署名判定を選管に投げ、集まった署名簿を誰にも触れさせずあるがままに選管に届けようとする
⑬43万という数字が出てから何度もこの「43万」という数字を引用する
⑭リコール必要数に届かなければ署名が精査されないと認識
⑮不正疑惑が出てくると否定、調査も否定
⑯不正疑惑が明るみになるきっかけを作った人が判明すると執拗に攻撃

無効署名への注意やハッキング云々は置いておきますが、③の資金の流れの把握を見ると佐賀への偽造アルバイトへの支出を知らないとは考えづらい。④~⑥については9月末の署名は多く見積もっても5万程度でしょうから、そこから1週間ちょっとで署名者が過半数(43万)を達成しそうだという言葉は、現実としてあと35万筆以上は必要であろう時期に何らかの裏付けなしに発する人間は普通いない。その後の署名数の伸びツイートが事実であったとしてもその伸びでは10万筆に行くか行かないか程度の増加でしょう。そして⑦の偽造アルバイト開始時期と署名簿追加要請のリンク、⑧の保管場所ツイート。⑨、⑩に関しては言わずもがなで不正に気付かないはずがなく、不正疑惑が出ると強い拒否反応。⑪の無効署名を選管に丸投げして偽造署名を誰かの目に触れさせる機会を最小限に抑えるという、今となっては強い意図を感じる方針。 誰の発案かはともかく請求者代表からは逐次報告し戦術を練った作戦会議で事務局が発注した偽造署名の話が出ない可能性はかなり低い。

 以上の様にツイートだけからし高須克弥(リコールの会会長)が今回の事務局による偽造署名を知っている可能性は高い。知らぬ存ぜぬ自体は罪を認めるわけないから否定をし、そして不正自体を否定できなくなると今度は被害者としてのポジション取りをして自身の受けるダメージを最小限にしようとしていると考えた方が自然。あと何故やったかに関しては正式な署名だと10万行くか行かないでは数字的インパクトが弱い、そしてそのさなかで対外的にもそれなりにインパクトがあり、なおかつその内容は精査されない過半数という数字的目標が生まれて実行したというあたりが妥当かなと。
 誰が発案かはわかりませんが、少なくとも高須克弥しのツイートを読んでいく限り、これで高須氏が本当に偽造署名を知らなかったらもはや奇跡。

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