電脳塵芥

四方山雑記

韓国で犯罪者にうつむいて顔を隠せない様にギブスを付けさせるみたいな仕組みはないよ


https://x.com/Bandersnatch005/status/2000592152322334958

 記事を書く前にコミュニティノートが付いてたので、無視しても良いかなとも思ったけれど結構拡散してたのでメモ程度に。まず単純に「顔を隠せない様にギブスつけて~」は嘘である(とはいえ当時の韓国でもこの様な「憶測」はあった)。コミュニティノートにある様に自傷行為によってギブスを付けただけであり容疑者を「晒す」ためでははない。冒頭の投稿の事件はn番部屋事件という韓国において社会問題化した事件であり、この身元公開に関しては大統領府請願に230万人以上が参加など社会側の強い要請が存在した。2020年3月23日にSBSがこの容疑者チョ・ジェビンについての顔及び名前の報道を行っているが、警察が「身上情報公開審議委員会」を開催したのは報道翌日の24日であり、警察に先行してメディア側が公開するに至っている。こういった「社会問題」化した為に顔や名前の公開、そして冒頭のギブスの写真へと繋がっている。そもそも韓国は基本的に容疑者段階では名前も顔も報道されないのが通常のようで、例えば「[The Specialist]殺人犯の名前も呼べないメディア…理由は?(自動翻訳)」(2021年記事)、「[イ・ボンヒョンのジャーナリズム責任室]犯罪被疑者の新聞報道(自動翻訳)」(2025年記事)がある様に(なおメディアによって判断基準が違うようだ)、基本的に「容疑者」に関しての報道は日本よりも匿名性が高いといえる。ナムウィキでは「被疑者の新公開制度」というページがあるが、身元情報公開対象者一覧という項目があり、それでまとめられるくらいには公開された人数は少ないと思われる。なお韓国の性犯罪者の公開制度については容疑者ではなく有罪確定後の話であり、容疑段階での公開の話とはまた別だ。なので冒頭の「日本は警察も~顔隠しに必死」というのは的外れなんじゃないかな。



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