電脳塵芥

四方山雑記

何故か中国のメガソーラーが熊本のメガソーラーと解釈されていたり、「メガソーラー温暖化加速説」が生まれていたり


https://x.com/mizuho_umemura/status/1951543291742159127

 投稿投稿が存在して、コミュニティノートにある様にこれは中国の山西省のメガソーラーである。フェイスブック以外にも人民日報(PDChina)系列のアカウントが2020年10月23日ごろに投稿したのをきっかけに世界中に拡散した動画となる。


https://x.com/PDChinaLife/status/1319308280632586241

場所としては中国北部の山西省の山頂であり、実際にグーグルマップ上でも多くのソーラーパネルが敷設されている事がわかる。それをなぜ梅村みずほが熊本であると勘違いしたかと言えば、熊本県阿蘇外輪山にあるメガソーラーが有名であるからそれと勘違いせずに調べもせずに反射的な返信が行われた結果として、梅村みずほは中国ではなく熊本であると誤認したのだろう。この点で梅村は調査能力が欠如していると言える。
 【追記】そもそも何故このような間違いをしたかというと「調査能力」の欠如もあるが、メガソーラー(中にはソーラー発電そのもの)そのものへの反対という結論が先にあり、そして「ひで2022真実を追求」という日本語アカウントや日本語を付加された動画、そこに対して梅村みずほが「自治体」という日本を思わせる単語によって読む側、支持者側の思考を誘導を行っている。これによって調べない人たちが「見た目は山」だから「有名な阿蘇外輪山」にあるメガソーラー*1だと返信し、それに梅村が反応して「熊本」だという投稿をするに至ったのだろう。以上は推測の域を出ないが、言ってしまえば反メガソーラーの為の話のタネであったり、話題の拡散、膾炙を狙ったものだと言える。そういった意味があるであろう事を考えれば、このソーラーパネルが「中国である」という指摘は実はあまり彼らにとってはどうでも良い事だといえる。「場所」の問題ではなくメガソーラーという「存在」に対する「政策」の話をしているからだ。たとえ前提が間違っていてもそれが拡散し、認知が広まればメガソーラー関連の規制政策などは進む可能性は高くなる。甚だ問題のある議題の進め方ではあるが、この進め方を「問題」と思っていないのだろうから馬耳東風だろう。

メガソーラーが温暖化に寄与しているという言説が増えている

 上記は単純にメガソーラーの場所を間違っているだけとは言えるのだが、ここ最近増えている反ソーラーパネル言説があるので合わせて記録しておく。発端は7月28日の次の投稿だ。


※現在削除済み。アーカイブはこちら

ちょうどこのころ北海道での高温が話題になり、この投稿に伴って北海道の高温化の原因としてソーラーパーネルが挙げられたりした。ちなみにこの投稿に付けられた画像は南フランスのメガソーラーであって2015年に撮影されたものである。そしてこの投稿を受けてサーモグラフィで見れば温暖化の加速に寄与しているという「説」が生み出され、拡散する。


https://x.com/daddyyuki/status/1950461362091806995

これによって「メガソーラー=温暖化の原因」であるという認識を得る人間にとって「画像」によっても裏付けされた、と解釈してこの「説」を反メガソーラー文脈で援用している人間が見える。ただサーモグラフィという観点で見るならばソーラーパネル以外の、それこそアスファルトの多い都市部などでも似たような画像になってしまう。なおこの「説」については専門家が反論しているので、そのうちのいくつかをピックアップしておく。

実際にこの「メガソーラー温暖化加速説」は荒唐無稽な話としか言いようがない。メガソーラーの問題として森林伐採などの自然破壊、生態系の配慮の有無などがあろうし、実際に存在する問題はあるとは考えるが、メガソーラーは温暖化を加速させているなどは反対派にとってもただの足かせにしかならないデマの部類だろう。



投げ銭用ページ note.com

*1:詳述は省くが日本におけるメガソーラー反対派にとっては「有名」な場所。元々は牧草などの為の草原だったのだがメガソーラーへと転換した。中には森林伐採をしたという認識をしているが、全部の箇所で森林伐採が行われたわけではない。