電脳塵芥

四方山雑記

X上で運用されている政治関連に反応したりするbotアカウントの記録

 まず初めに断っておくが参院選の最中で起こった煽動を伴う一部のインフルエンサーアカウントの投稿をロシアが関与するbotアカウントが拡散させたという話と今回の記事は無関係となる。以前、「SNS上で参政党を応援する謎の「美女アイコン」アカウントが複数できていた」という記事を書いたりしたのだが、これは要は政党を応援する(?)「美女アイコン」のbotが散見されるという現象が起きていたというものだ。前回の記事に列挙したアカウントの中には凍結したアカウントも多いのだが、今現在もこういった傾向のbotアイコンが複数存在するし、なんなら政党の話題以外を設定されたbotアイコンも多い。では、まずは政党関連の話題を主題に置いてるかのようなbotアイコンを列挙してみよう。


https://x.com/Nozomi32Sansei


https://x.com/mihorin71345


https://x.com/AnnaArt0214


https://x.com/kokoboardgame
※シャドウバン中で今現在はアカウント名等で検索しないと出てこない

上記はアカウントやbioなどに支持政党などを書いているbotアカウントとなる。今現在、シャドウバン中であったり過去にあっても凍結されていたりする為に検索上では出てこないが、前回の記事で書いたように立憲民主党公明党共産党バージョンのアカウントも存在していたし、緑の党バージョンも存在していた。さて、この様に直接的に政党を応援している意思を示しているbotアカウント以外にも投稿文で政党関連の話題を挙げるbotアカウントが複数存在している。以下などはその典型的な例としてのアカウントである。なおここでは話題にあがりがちな「参政党」で検索した結果となる。


https://x.com/ChikaStudyEng


https://x.com/MiraiNo30Tam


https://x.com/maEdeIa1kon


https://x.com/ShAdOwHuNtErQw

また政党の話題を出す頻度は少ないが次の様にたまに反応するbotアカウントも存在している。


https://x.com/Manabi41Femi


https://x.com/Kanadechance


https://x.com/BvdIotBHOgM4

以上は政党関連の話題に反応しているアカウントなのだが、別にこれらと同傾向とみられるbotアカウントの中には政治関連の話題にはあまり反応しないアカウントも多く存在する。


https://x.com/NoTiFyMeSeRvIcE


https://x.com/EvEnThAnDlErPaS


https://x.com/wjGRUx9GkZPI


https://x.com/HcBJxfbo0CC0


https://x.com/MXWGKIUKutk

これ以外にも存在するが多くなるので割愛しておく。なおこれらがbotと判断できる理由だが投稿頻度の多さであったり、アカウント上ではメルカリ、TEMU、SHEINなどへの誘導が散見されることからbotと判断できる。なお探し方だが、これらのアカウントはAIで「それっぽい」文章を作成するのだが、生きている人間がそこまで多用はしないようなワードを定型句的に使用している場合がある。例えば今回探すために使った検索ワードは「新しい風が吹く予感」、「色んな意見があるよね」、「応援してる人多いよね」などだ。これらのワードは普通の人が運用しているアカウントも使用するのだが、botはどうにも多用しがちであるのでbotアカウントを見つけたらこういった人間があまり使用しなさそうなワードを見つけて検索すると見つけられる可能性がそれなりにある。またもっとわかりやすい検索方法で言えば「TEMUで高額商品が99円ってマジ!?」、「SHEINでトップブランドが70%オフってマジ!?」のようなbotの目的(?)と思われる検索ワードを見つけると同系統のアカウントが多く見つけることができる。ただシャドウバンされていれば検索上は出てこないという穴はあるが。ちなみにだがこれらのアカウントの大半は2025年5月以降に作成されたアカウントだが、例外もあり2011年の時に出来た「しいたけ きのこ観察@thefuhrjibear」、2014年に出来た「ちりめんのミニチュア着物教室@timh8uds0305」、「たけのこ DIYクラフト@ThemaaCaI」などが見受けられる。これらの古いbotアカウントはアカウント開設期を見てもやはり人の気配があまりしないのでおそらく最初からbotのような存在で、それが今まで生き残って今に至るのだろう。
 これらのアカウントは日本のSNS空間において頻出するワードに反応しやすい様に作成された可能性が高く、なので政治の話題、特に昨今のSNS空間において話題に上がりやすい参政党の話題に食いつくように設定されたのだと思われる。ただ参政党などを含む政治の話題(余談だが、筆者は高市の名前を出したらbotアカウントに反応された)をすると絡んでくると中には「変なアカウント」として「工作」ではないかという疑念を一部で呼ぶ。ただ全体を見てみればどうにも工作というよりもSNSにおける言説を察知してbotが作成、運用されている可能性が高い様に見える(追記:トレンドワードに反応するbot系統の変化形)。

上記とは違うbotアカウント群

 ここまで列挙したのは通販サイトなどに誘導するbotアカウントであり、また特徴の一つとしてアイコンが「美女」表象が使われている事だろう。ただこういったbotアカウントを探していた際にまた別のbotアカウント群と思われるのを見つけた。それが次の様なアカウントだ。


https://x.com/vzE6bTug1t78900

おそらくは生成AIで作った短文の文章を投稿するだけのbotと思われるアカウントだ。そしてこのアカウントのフォローにあるアカウントもこういった短文投稿botだ。

特徴としてはアイコンは生成AIによって作られたものであり(なお初期はデフォルトアイコンであり、徐々に生成AIイラストへと変化していた)、ところどころ変な日本語を一日一回程度投稿するアカウント群となる。RTもせず、どこかしらへの誘導もないし、言説的な誘導見られず、また「いいね」が見られない為にそこに関しての挙動は不明なのでこれらのアカウントの目的は不明だ。ただこちらのbotアカウント群も5月ごろから作成され始めて今現在も運営されている。上記のアカウントが同系統の全てのbotアカウントにフォローされているわけではない為にその総数は不明だが、少なくとも3桁を超えるこういった系統のbotアカウントが今現在X上で運用されているようだ。



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