参政党支持者である湯浅忠雄が10月1日ごろに上記の様な投稿をしていた。外国人観光客が日本に犬を持ち込む際にはそれなりに高いハードルがある。例えば狂犬病との関連で抗体検査の採血日を0日目として日本到着まで180日間以上待機が必要など、いくつかの検査が必要になってくるわけで*1、その様な条件をクリアして日本に連れてきた犬を置いていく事は考えにくい。そもそもの話として、「関空に大勢の犬が置かれている」という報道どころか、湯浅以前にその様な投稿すらも存在しないように見受けられる*2。湯浅が何処でこんな怪情報を仕入れたのか、それともゼロから捏造したのかはわからないが、兎にも角にもそんな情報はネット上は湯浅以前に存在しなさそうである。はっきり言って根拠薄弱であり、また検疫の関係などから多数のツッコミがあった為に割と早く投稿は削除されたのだが、念のため関空にメールで問い合わせしてみたところ、次の様な返答を貰った。
いただいた内容をもとに社内で確認を行いましたが、現時点では該当する情報は確認されておりません。
こうした情報が広まっている状況につきましては、私たちも懸念しております。
今後、該当する状況が確認された際には速やかに対応を検討してまいります。
関西エアポート株式会社
これを見ると湯浅の投稿は中国人を乏し、日本人を煽動する為の悪質な嘘であると言える。
*1:詳しくは動物検疫所「犬、猫の日本への入国 (指定地域以外編)」。
*2:例えば「関空 or 空港 犬 置き去り or 捨てられる or 捨て犬 until:2025-9-30」で検索してもX上でその様な情報は湯浅以前に存在しない。スレッズでもその様な情報はなさそうであるし、「空港に犬置き去り」でグーグル検索してもめぼしい情報は出てこない

