電脳塵芥

四方山雑記

千羽鶴廃棄画像の出所についてのメモ


https://twitter.com/magic_mackee/status/1515101654332239874

 という画像があって、この方はその後に「ちなみにこれはウクライナじゃなくて広島とかの写真だと思う。」とか言ってて、それは合っているのですがこの写真以外にも千羽鶴の話題がある度に貼られている画像の出所があまりにも曖昧で、過去にはデマに利用されてもいるのでメモとして記事化しておきます。

■1枚目

場所:広島(千羽鶴は沖縄)
出典:千羽鶴未来プロジェクト
2012.11.30 沖縄の千羽鶴が広島に到着しました。

■2枚目

場所:広島
出典:千羽鶴未来プロジェクト
2014.6.13 2012年8月から始まった、千羽鶴ファクトリー構想では、6月3回目の配布で約10屯の千羽鶴を解体。

■3枚目

場所:広島
出典:産経ニュース
2011.7.12 折り鶴「再生利用を」…原爆の子の像モデルの兄が提案 広島」

この三枚目は3.11時の地震の時のものと紹介されている事もあるが、2011年の広島の写真。

■4枚目

出典不明。しかし場所と状況の類似性から3枚目の産経ニュースと同じ場所と推測でき、広島と考えられる。上記の類似記事の時に使用された写真の一枚の可能性が高い。

流布している画像は災害に関係ない

 主に出回っているのが上記の4枚と考えますが、沖縄と広島の折り鶴は年ごとに行われる文化事業/習慣の様になっている地域での写真のものであり、いずれも災害時の支援物資としての千羽鶴としては関係ありません。また1枚目と2枚目は千羽鶴の再生事業の紹介の写真、3枚目と4枚目はこの再生事業が始まる前の写真であり、「処分に困っている」というには時代的には古く、「処分される」というには再生紙として再利用される為に単純に「捨てられる」という様な理解は過ちとなります。被災地に送る/送らないの賛否はともかくとして、これらの写真をもってして被災地は困っているとするのは単純に過ちです。

以下は広島の処分費用や折り鶴再生について参考になりそうなリンク。

折り鶴の再生・循環プロジェクト
ONGAESHI プロジェクト
日誠産業 折り鶴リサイクル活動
折り鶴焼却に年間1億円というよく出どころの分からない数字に踊らされる人々を見た