電脳塵芥

四方山雑記

韓国の大統領動静についてのメモ的なもの

 新型コロナによって輪をかけて日本の首相動静が局所的に話題になる昨今ですが、ふと韓国の大統領動静ってどうなんだろうという記事です。ただの自己認識のメモみたいな記事なので特に突っ込んだ話はありません。
 韓国の大統領のスケジュールは青瓦台HPから確認可能です。日本では報道による動静ですが、韓国の場合はどうやら記者はついておらず公式発表によって動静を明らかにするというスタイルな模様です。なおこのスタイルは伝統的に行われていた手法ではなく、

2014年の旅客船セウォル号事故当日、朴槿恵前大統領の動静が不明だった「空白の7時間」をめぐり、国のトップの動静を明らかにしないことへの批判の高まりを受けた措置。文氏は就任前、「大統領の24時間を公開する」と公務の透明化を約束していた。
文在寅大統領がHPで動静を公開 朴槿恵氏の「空白の7時間」批判受け 週単位で日本には及ばず - 産経ニュース

というものであり、文政権の約束が実現したものと言えます。これ自体は一歩前進であり透明化でありますが、公式発表である事、土日などでは記述がない日がある事、あくまで公的な行事の記述が多く事細かな動静ではない(会議の時間も開始時間があるが、終了時間はないなど)事などなど。例を挙げれば、

f:id:nou_yunyun:20200227010210j:plain ※自動翻訳しています

という様な感じで記述されています。新型コロナ会議が10時に予定されていますが、その次の時間は15時。常識的に考えて5時間の会議は行っていませんでしょうし、リンク先にも終了時間がかかれてないので何時間の会議を行ったかはここだけの情報では不明です。また17:22以降の動性もありません。これが現状での韓国大統領動静な模様です。
 日本の首相動静に慣れていると正直な話物足りなさがあるのは拭えないのが正直なところ。むしろ首相動静は日本の報道の誇れるべき特異な点なのかもしれません。権力者が何に時間を割き、誰に会ったかを知れるというのは大変に良き事なので日本はこのままの首相動静を続けてほしいものですが。あとそれによって権力者が身を引き締めてくれれば本当は良いのですが……。

 もっと詳細な情報が記述してあるならば大統領の動きを見て色々と~、って思ったのですが、それが出来るほどの詳細な情報とはあまり言えなかったのでここまでで。なおコロナ関連とかの韓国大統領の動きを見たければその発言の大抵はアップされていますので、ご興味があれば見てみると楽しいかもです。

今日の総理

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  • 作者:池上 彰
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  • 発売日: 2009/11/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)